外壁は家の顔のようなもの。
だからこそ気になる劣化や汚れ…
外壁補修をしないとどうなるか。
そもそも外壁補修のタイミングがわからない。
そんな方もいると思います。
この記事では、外壁補修のタイミングや方法、外壁材の種類や特徴もあわせてご紹介します。
外壁材の種類
サイディング(国内シェアトップ)
現在、国内で1番外壁に使用されている材料です。
サイディングは、板状に加工された外壁材のことです。
パネル型の外壁材を張って施工するため、工期が短く工事費用が比較的安く済むことから人気があります。
サイディング種類
★窯業系サイディング
セメントや繊維質などの非金属原料を高熱処理して製造したサイディング。
日本で最も採用されているサイディングです。
★金属系サイディング
断熱材の表面に金属が施されているサイディング。
断熱材一体型の為、断熱性が高いのが特徴です。
金属ならではの重厚感や美しさが出るため、窯業系の次に人気のサイディングです。
★木質系サイディング
木材を使用しているサイディング。
天然無垢な板材の表面を加工して耐火性を高めている素材です。
自然な質感が出るのが特徴です。
★樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂を使用しているサイディング。
日本ではまだ使用率があまり高くありませんが、北米では長きにわたり採用されているメジャーな外壁材です。
モルタル
セメントや砂、水を混ぜて作られた外壁材です。
塗り壁なので、つなぎ目がなく美しい仕上がりになります。
防水性が低く、施工に時間がかかりますがデザインの自由度が高いのが特徴です。
不燃性の材料でできているため、耐火性が高いです。
ALC(軽量気泡コンクリート)
高温・高圧で蒸気養生されたコンクリートパネルです。
気泡が音を吸収するため、遮音性が高く、断熱性や耐火性に優れています。
つなぎ目が多いため、防水性が低いため対策が必要です。
他の材料と比べて、費用は比較的高めです。
タイル
土や石などの自然素材が原料。
素材は高めですが、色あせや劣化がしにくいため目地のメンテナンスのみや、タイルの剝がれや割れた個所の部分補修で済むことが多くメンテナンス費用が抑えられます。
↓タイル補修工事の施工事例
https://www.sakura-home1980.jp/works/apartment/23244
外壁補修のタイミング
一般的に外壁の耐年数は10年~20年です。
年数が経つと紫外線や暑さ(寒さ)、雨風などによってどうしても外壁が劣化してしまいます。
住宅を長持ちさせるためには、メンテナンスが必要です。
次のような症状が出たら外壁補修のタイミングです。
★チョーキング現象
★目地部分や外壁のひび割れ
★塗装の剝がれ
★色褪せ
★カビやコケ(藻)の発生
このような症状が出たら経年劣化のサインです。
経年劣化により外壁の防水性が弱まり、雨漏りにつながる恐れがあります。
水の浸入により内部にカビやコケが発生することもありますので、外壁補修工事をご検討ください。
※防水性が弱まる=水が浸入しやすくなる=腐敗
外壁補修工事
外壁補修といっても方法も1つではありません。
ご自宅の外壁材によっても工法は変わりますが、主に以下の方法で補修を行います。
外壁塗装
劣化部分の補修や汚れなどを落とし、
ペンキやモルタルなどの新しい塗料を再塗装する工法。
塗装範囲や材料によって変わりますが、外壁補修の中で1番費用を抑えることができます。
↓外壁塗装工事の施工事例
https://www.sakura-home1980.jp/works/house/24850
外壁カバー工法
カバー工法とは、古い外壁はそのまま上から新しい外壁材を重ねて張る工法のことです。
古い外壁を外す必要なく、処理費もかからないため、工期と費用を抑えられる工法です。
住宅の強度によってカバー工法ができない場合があります。
外壁張替え
古い外壁材を外し新しい外壁材を改めて張る工法です。
住宅の強度が足りず、カバー工法が適さない場合も施工ができます。
古い外壁を剝がすため、内部の劣化などにも気づきやすく内部の補修も一緒に行うことができます。
大規模な工事になりやすく、処分費もかかるため、費用と工期はカバー工法よりかさみます。
劣化が激しい箇所の一部の張替えもできます。
簡単にですが、今回は「外壁」についてご紹介しました。
どんな外壁材でも定期的なメンテナンスが必要です。
多少の傷や塗装のはがれであれば、DIYでご自身で補修することもできますが、足場を組まなければならない場合や大きく補修が必要な場合には、専門業者に依頼する必要があります。
外壁補修をお考えの際は、お近くの工務店など専門業者へご相談ください。
埼玉県ふじみ野市や川越市を拠点とするさくら建設は戸建て・マンションなどのリフォーム工事からリノベーション工事まで手掛けています。ご相談から工事終了まで担当者は変わらず、すべて1人が責任を持って担当します。快適で住みやすい、満足度の高い住空間をご提供いたします。住まいに関するお悩みがあればお気軽にご相談ください。