台風の季節がやってきましたね。
台風の後に雨漏りをしたことや、台風きっかけで気づいた雨漏りはありませんか?
台風などの強風で下から雨が吹き込み、初めて雨漏りに気づくケースも少なくありません。
台風の影響により、この季節は雨漏りのお問い合わせも増える傾向にあります。
なぜ、雨漏りは起こるのか。
雨漏りをした場合は、どのように直すのか。
今までの経験から雨漏りの原因や、処置方法をご紹介します。
■スレート屋根(コロニアル)の場合
スレート屋根(コロニアル)は、棟の部分に板金が取り付けてあります。
台風等の風により棟の板金が飛ばされることが多々あります。
年数の経過により、板金の下地が傷んでおり釘が抜けやすくなります。
そのため、板金が飛ばされ水が浸入し、雨漏りが起こる原因になります。
また、屋根に防水紙が貼られていますが、防水紙が傷んでいる場合は、
そこから水が浸入します。
処置方法👷♂️防水紙交換→下地の交換→板金を新しく施工
■瓦屋根の場合
瓦屋根の下から吹き込む雨により、瓦の内側にたまった埃を吸い上げ、
毛細管現象として雨漏りが起こることがあります。
瓦の下には、アスファルトルーフィングという素材の防水紙が貼られていますが、経年劣化により防水紙が傷んでいる場合は、そこから漏水することがあります。
(毛細管現象とは、細い管の内側にある液体が、管の中を上昇・下降する物理現象)
処置方法👷♂️瓦を下ろす→防水紙上の埃を取り除く→防水紙の張り替え→瓦を戻す
■有孔ボードからの雨漏り
切妻屋根などには軒天に換気のための有孔ボードが使用されています。
台風等により、雨が吹き上げた際に有孔ボードから雨漏りするケースがまれにあります。
←有孔ボード
処置方法の一例👷♂️板金処理により換気の周りを板金にて吹き込み防止処理
■ベランダからの雨漏り
ベランダの壁の立ち上がりの上には笠木が施工されています。
古くなった家では、本来あるはずの笠木の下の防水紙が施工されていない家も多いです。
そのため、笠木に雨が吹き込んだ際に吹き上がった風雨によりそこから水が浸入します。
処置方法👷♂️笠木の下に防水紙を施工
以上のように、雨漏りは様々なケースがあります。
まずは、現地調査を行い、原因特定をしていきます。
原因特定→見積り→施工と進めていきますが、特定が難しいことが多くあります。
また、原因特定にも時間を要することが多いです。
過去には、自宅を施工した建設会社に雨漏りが止まらないと相談したが特定できず。
他の業者でもお手上げ状態だったお客様よりご相談をいただき、放水検査をしたところ…
通常は浸入することがない2階のベランダ窓の下から大量に水が浸入していたことを特定し、雨漏りを解消したケースもございます。
雨漏りの特定は難しいですが、必ず原因があります。
弊社は一度お受けした場合は、徹底的に原因究明をして解決させて頂きます。
埼玉県ふじみ野、川越市を中心にリフォーム工事を手掛けております。
大小さまざまな工事を承っております。
雨漏りにお悩みの方、リフォームをご検討の方は、ぜひご相談ください。