床材の種類紹介!「フローリング」「クッションフロア」「フロアタイル」それぞれの特徴は?

床材にはさまざまな種類があります。

一般的に馴染みのある「フローリング」やマンション、アパートで使われていることが多い「クッションフロア」。

デパートなどの商業施設や、水回りでよく使われる「フロアタイル」などがあります。

それぞれの特徴を簡単にご紹介します!


■フローリング

一般的に木材を使用している床材です。

オーク・マホガニー・メープル・ヒッコリーなどの天然素材か、

ラミネートフローリング・ビニールフローリングなどの合成素材を使用しています。


木材のフローリングは、高級感があります。

天然素材は傷つきやすく、高価というデメリットがありますが、

クラシックで温かみがあり見た目に自然な美しさが出るのが特徴です。

掃除機や水拭きで比較的簡単にお掃除できますが、

定期的にワックスやオイルの塗布などのメンテナンスが必要な場合があります。

合成フローリングは、木目調のプリントを使用しています。

合成素材は、天然素材より安価でコストが抑えられます。

耐久性があり、耐摩耗性が高く、水に強い特徴がある為、

キッチンやバスルームでも使用できます。

合成フローリングも、掃除機や水拭きで簡単にお掃除ができます。


■クッションフロア

柔らかい合成繊維でできた1枚のシート状になっている床材です。

ビニール素材(PVC)が一般的です。

クッション性があり、足への負担を軽減できるため、

子どもやペットにも優しい床材です。


比較的安価な床材で、木目や石目調・タイル模様などデザイン性が高いのが特徴です。

耐水性があり、水に強く汚れが付きにくく掃除が簡単です。

キッチンなどの水回りにも良く使われます。

保温性があり冷え防止効果があります。

クッション性があるため、防音効果があり足音などを防ぐ為マンションやアパートなどで使用されることが多いです。

摩擦や衝撃に弱く傷になりやすいため、家具などの移動などは気を付ける必要があります。

ホコリやアレルゲンが付着しやすいが、フローリング同様の通常のお掃除で綺麗になります。


クッションフロアは複数構造

クッションフロアは複数構造でできているという特徴があります。


・耐摩耗層(ウェアレイヤー)

通常、耐久性のある材料で作られてる最上部の層。

フロアの表面を保護し傷や汚れから守る役割がある。


・印刷層

裏付け層の下にある層。

木目調・石目調・タイル模様などのデザインがプリントされており、見た目にかかわる部分。


・クッション層

発泡性素材やPVCなどの柔らかい素材で作られる層。

足触りを良くする役割がある。


・裏層

床材を支え、安定させる役割を担う底部の層。

防水性があり床下の湿気から保護する役割がある。


それぞれの役割がある層が複数重なってできているのがクッションフロアです。



■フロアタイル

素材はクッションフロアと同じ柔らかい材質だが、表面が硬い素材でできているタイル状の床材。

素材の種類も多く、クッションフロアより高級感があるのが特徴です。

幅広いバリエーションがあり、デザインの自由度が高い床材です。


耐久性が高く、傷や衝撃に強いです。

目地があるため、タイル目地に汚れが溜まりやすいが、

掃除機・掃き掃除で簡単に綺麗になり、アレルゲンも少ないです。

硬い素材のため、長時間の立ち作業で足への負担があります。

耐水性があるため、トイレやバスルーム・洗面などの水回りに使用されることも多いです。


簡単ですが、「フローリング」「クッションフロア」「フロアタイル」3種類の床材についてご紹介しました。

リフォームやリノベーション、DIYなどで床材を選ぶときにそれぞれの特徴を知ることで、より良い住空間にすることができると思います!


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