皆様がお住いの地域には様々な助成金や補助金があることはご存知かと思います。
リフォームに関する助成金がある地域もあり、その中でもバリアフリーリフォームを行う場合に利用できる助成金、補助金は多くの地域にあります。
地域によって補助金、助成金の名称や対象になる工事内容は異なります。
今回は一例として、「川越市」のバリアフリーリフォーム助成金である
「川越市住宅改善費助成金」について分かりやすくご紹介させていただきます。
川越市住宅改善費助成金
助成額
対象経費の3分の1以内で、限度額10万円。
対象者について
1️⃣.65歳以上の在宅高齢者
2️⃣.対象者及び同居者それぞれの方が、介護保険法による要介護者及び
要支援者に該当しないものであること。
※介護保険法による要介護者及び要支援者とは...
・要介護者→身体上または精神上の障害のために、入浴・排泄・食事等の
日常生活における基本的な動作の全部または一部について6か月にわたり
継続して常時介護を要すると見込まれる状態。
・要支援者→要介護者状態まではいかないものの、6か月にわたり継続して
日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態。(身支度や掃除、洗濯、
買い物等の身の回りのことができない状態)
該当する場合は、介護保険の住宅改修制度の利用になるので市区町村の
助成金は対象外になります。
3️⃣.対象者及び同居者それぞれの市民税所得割額が、10万円以下であるこ
と。
※個人住民税は、「所得割額」と「均等割額」の合計。
「所得割額」は、いずれかの方法で確認できます。
・特別徴収税額通知書
・市民税税額決定通知書
・市役所で課税証明書を取得
4️⃣.市内に引き続き1年以上居住していること。
5️⃣.過去に住宅改善費助成金の交付を受けた住宅でないこと。
6️⃣.住宅の改善部分について、申請する年度に他の助成制度を利用していない
こと。
工事対象箇所について
・手すりの取り付け
・段差の解消
・滑りの防止、移動の円滑化等のための床材変更
・引き戸等への扉の変更
・和式から洋式便所等への便器の取替え
・浴槽と洗い場との高低差の改善
※上記内容であっても対象にならない工事もあります。
例えば、ユニットバスの場合
不明の場合は、事前に市の担当課(高齢者生きがい課)に要確認!!
手続きの流れ
必要書類について
(申請時)
1️⃣.申請書(指定用紙)
2️⃣.住宅改善計画書(指定用紙)
※市区町村によってはケアマネージャーなど有資格者による記入が必要な
場合があります。
3️⃣.改善内容が把握できる図面
4️⃣.対象となる工事の見積書・内訳書
5️⃣.日付入り改善前の写真
6️⃣.家屋所有者の承諾書(持ち家の場合は不要)
(完成後)
1️⃣.工事完成届(指定用紙。川越市は市から郵送)
2️⃣.改善工事に要した費用に係る領収書又は請求書の写し
3️⃣.改善工事に要した費用に係る内訳書
4️⃣.写真入り改善後の写真
各市区町村によって指定用紙が異なります。
市区町村のホームページよりダウンロードが可能です。
以上が、川越市の助成金の内容です。
申請から助成金を受けるまで、様々な手続きが必要なため、
請負業者との協力が必要です。
弊社では、助成金ご希望の工事も請け負います。
申請やお手続きも協力いたしますので、お気軽にご相談ください。
※内容については、変わる可能性がございます。
最新の詳しい情報については、市の公式ホームページをご確認ください。
また、各市区町村でも内容は異なります。
お住いの地域の公式ホームページをご確認ください。